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祈祷会・聖書の学び 使徒言行録11章19~30節

ある地方紙にこのような記事を見かけた。「『あっち向いて、ほい』―。子どもの頃、きょうだいや友達と何度も繰り返した。注意しても相手の指の動き通りに顔が動いたのは、なぜだろう。山形県の大学生が、ユニークな新聞広告をデザインした。『まずは、左下を...
2025説教集ー田中牧師

「朽ちるものでも」コリントの信徒への手紙一15章35~52節

この八月の終わりに、ある在京の新聞が一つの詩を題材に、コラムを載せていた。「夏の終わりに思い出すヘッセの詩の一節がある。『かつて夏は春を打ち倒し、自分の方が若く強いと思った。いま夏はうなずいて笑っている』(『夏は老け…』高橋健二訳)。うなず...
2025説教集ー田中牧師

「心の中でうめきながら」ローマの信徒への手紙8章18~25節

9月を迎えた、未だ残暑厳しい中にあるが、「目にはさやかに見えねども、風の音にぞ驚かれぬる」と古人が歌ったように、「見えない」中に次の時は備えられるのであろう。ある地方紙にこうした記事が載っていた。「友人は2023年12月に母を亡くした。その...
2025説教集ー田中牧師

祈祷会・聖書の学び 使徒言行録7章17~29節

古の名画『カサブランカ』で、主人公(ハンフリー・ボガード)が口にする有名な台詞がある「昨日?、そんな昔のことは忘れたぜ。明日?、そんな先のことは分からねえぜ」、こんなきざな言葉を語り、様になる人もおいそれとはいないだろう。人は「今」に生きる...
2025説教集ー田中牧師

「旅の途中で」使徒言行録9章26~31節

暦の上では「立秋」、すでに秋を迎えたが、今しばらく残暑厳しい日々が続く。それでも気候の変わり目、そろそろ台風の季節もやって来る。子どもたちがまだ小さい頃、大きな台風の襲来があった。各地で甚大な被害が生じたが、暮らしていた地域でも大規模な停電...
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祈祷会・聖書の学び マタイによる福音書8章1~13節

関西地方に「狐の嫁入り」という言い方がある。「天気雨(日が照っているのに、雨がぱらつく現象)」のことを指すが、晴天が見えているのにもかかわらず雨が降ることの不思議さが、まるで狐に化かされているような怪奇現象として表現されたり、あるいは狐の嫁...
2025説教集ー田中牧師

「古いものは過ぎ去り」コリントの信徒への手紙二5章14~6章2節

グリム童話の中に「おいしいおかゆ」と題された話がある。「むかし昔、あるところにびんぼうな信心ぶかい少女がありました。少女はおかあさんと二人ふたりぎりでくらしていましたが、食べるものがもうなんにもありません。それで、少女は、(野いちごでもさが...
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祈祷会・聖書の学び マタイによる福音書5章27~37節

「正義マン」という言葉がある。2000年代後半から2010年代にかけて、インターネット上で「正義感」を過剰に振りかざす人々を揶揄する意味で使われるようになったという。特に、倫理的に問題がある行為に対して、必要以上に過剰に反応し、騒ぎ立てる人...
2025説教集ー田中牧師

「憐みの器として」ローマの信徒への手紙9章19~28節

今年も8月に入り、盛夏、炎暑の日々が続いている。夏はこの国にとって先の戦争の想い出に連なり、惨禍に深く思いをはせる時でもある。とりわけ敗戦後80年を迎え、巷間では様々な論評が口されているが、やはり「戦争の記憶の風化」が叫ばれ、かつての時代へ...
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祈祷会・聖書の学び マタイによる福音書3章1~17節

「我以外皆我師」という言葉がある。自分以外の人、物、出来事すべてが自分の師、つまり自分を成長させてくれる教師となり得る、と意味である。「反面教師」という言葉もあるから、人生にそういう面は確かにあるだろうが、「尊敬できる人などいない」と高飛車...