2026説教集ー田中牧師

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「人間に従うより」 使徒言行録5章27~42節

「エスニック・ジョーク」と呼ばれる小咄がある。それぞれの国民性を評する笑い話なのだが、例えばこんな話がある。世界各国の人が乗った船が沈没しかかっている。そこで、船長は各国の乗客を海に飛び込ませようとして言う、アメリカ人に対して「飛び込めばあ...
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「最後まで希望を」ヘブライ人への手紙6章4~12節

「仏の顔も三度」という諺がある。上方のいろはかるたの一枚の読み札の文言である。その意味は、「仏さまのように慈悲深く、穏やかな人でも、無礼なことを繰り返すと、さすがに怒るものだ」という教訓を伝える言葉として一般には理解されている。三度までは何...
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「福音の希望から」 コロサイの信徒への手紙1章21~29節

敬老の日に寄せての、こういう文章を読んだ「♪季節の花がこれほど美しいことに/歳を取るまで少しも気づかなかった/美しく老いてゆくことがどれ程に/難しいかということさえ気づかなかった…。さだまさしさんの『人生の贈り物』は、年齢を重ねるごとに胸に...
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「ただ一度」ヘブライ人への手紙9章23~29節

先の聖日には「敬老感謝」礼拝を共に守り、礼拝後には、米寿、白寿を迎えられた兄姉のお祝いの会を行い、喜びに満たされた。印象的なのは、お二人がご自身の人生の歩みの中での「原点」を詳らかに語ってくださり、「あの時以来」という人生を決定づける「時」...
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「言い尽くせない贈り物」コリントの信徒への手紙二9章6~15節

9月半ばを迎えた。最近の温暖化気候で、まだ「秋」という印象は薄いが、季節を演出する様々な催しも、繰り広げられている。「芸術の秋」、ということで、美術館では特別展、企画展が開催されている。こんな話題を耳にした。「印象派絵画の扉を開いたクロード...
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「こんなにも早く」ガラテヤの信徒への手紙1章1~10節

先月25日、アメリカのカントリー歌手、ドリー・バートン氏の訃報が伝えられた。トランプ米大統領は、彼女の追悼のため、「アメリカ全土の国旗を1週間、半旗にする」と述べた、という。「カントリー」はアメリカ民謡のひとつとしてよく知られているが、この...
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「最高の道」コリントの信徒への手紙一12章31~13章13節

「死の前の水わが手より飲みしこと飲ましめしことひとつかがやく」、長崎で被爆した歌人、竹山広氏の作品である。原爆に焼かれ、死を前にして、そこに偶々行き合わせた歌人が、今にも身罷ろうとする人、まだ年若い少女だったという、他ならぬ私の手からわずか...
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「キリストの体の一部」エフェソの信徒への手紙5章21~6章4節

今年も8月6日、9日が巡って来た。今日は長崎では81回目の「平和祈念式典」が催されている。かの地のミッション・スクールに勤めている、わたしの同窓の牧師が、常日頃、こう語っている。「この学校の生徒は、8月9日が何の日か、全員が皆憶えて巣立って...
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平和聖日礼拝「萎えた手、衰えた膝」ヘブライ人への手紙12章3~13節

8月を迎え、新聞各社も敗戦後81年目の感慨をそれぞれ記している。被爆地の一つ、長崎の地方紙が、このような記事を載せている。「戦後7年、長崎市で労働者たちによって『芽だち』という文学サークル誌が創刊された。詩が残っている。〈戦争映画/それが戦...
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「分裂が起らず」コリントの信徒への手紙一12章14~26節

梅雨明け前から、すでに酷暑、猛暑の気候である。梅雨のうっとうしい雨がちの季節でも、人は生活の中に楽しみを見いだすもので、雨の中の光の乱舞とも言うべきホタルを眺めて、蒸し暑い長雨の季節の良い思い出となっている方もあるだろう。先週に引き続いて(...