西口智子

2026説教集ー田中牧師

「どなたなのだろう」マルコによる福音書4章35~41節

今週18日は「灰の水曜日」、今年の受難節を迎える。40日余りの主の十字架の道行きを深く心に留める期間である。「すべてのわざには時がある」と語った旧約の知者の言葉を思い起こしつつ、この主の十字架の時にふさわしい生活を過ごしたい。冬から春に季節...
説教集

祈祷会・聖書の学び エレミヤ書6章16~19節

こういう新聞コラムを目にした。「『容認できない慣行や基準が次第に受け入れられるようになる過程』。米スペースシャトル『チャレンジャー』爆発事故を分析した米社会学者、ダイアン・ボーンさんが提唱した『逸脱の正常化』である。ロケットの接合部を密閉す...
2026説教集ー田中牧師

「わたしはあなたに言う」マルコによる福音書2章1~12節

「大寒寒波」、そして「立春寒波」と呼名が与えられている今年の大寒波の襲来で、雪国は未曽有の大雪に悩まされている。この季節らしい新聞記事を紹介したい。「雪深い上越生まれの児童文学作家、杉みき子さんの随筆『雪おろし』によると、屋根の雪おろしは誰...
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祈祷会・聖書の学び エレミヤ書2章4~13節

こういう新聞記事を読んだ。「ベネズエラに続きグリーンランドも勢力下に、とうそぶく米大統領のせいで、小ぶりの地球儀を買い求めた。球体を眺めると、おぼろげだった西半球の国々の位置関係がよく分かる。かの大統領の横暴ぶりも。飽きないもので西半球を隅...
2026説教集ー田中牧師

「蒔いている間に」マルコによる福音書4章1~9節

2月を迎えた。厳しい寒波が続いているが、今週には節分、立春を迎える。暦の上での春とは言え、季節の移り変わりを思う。時は確実に一日一日の歩みを進めている。この年も「もうひと月」が過ぎた、それとも「まだひと月」か。米国の科学者らは27日、地球滅...
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祈祷会・聖書の学び イザヤ書49章1~10節

私が学校に勤務していた頃、中学高等学校ではキャンプ(野外宿泊学習)が半ば必修のように実施されていた。自然の環境の中、集団で寝泊まりし、炊事をし、同じ釜の飯を食べることで協調性や助け合いの精神を養おう、仲間意識を育もうという意図からであった。...
2026説教集ー田中牧師

「これはいったい」マルコによる福音書1章21~28節

世の中には「ノーベル賞」初めいろいろな賞がある。人間の並み外れた功績に対して栄誉を讃えよう、それに続く人が現れ、人間の向上心や努力への追い風となるいだろう、という趣旨である。世の中にはこんな賞もある。「災害救助ロボットの研究開発ですぐれた成...
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祈祷会・聖書の学び イザヤ書49章22~26節

「お正月には凧あげて」と懐かしの唱歌に歌われるように、この国の新年の風物誌として、「凧あげ」は庶民の大きな楽しみであったようだ。熱が入りすぎて幕府から「禁止令」が出されるに至ったとも伝えられる。都市では高層マンションが立ち並び、空き地の見え...
2026説教集ー田中牧師

「ガリラヤへ行き」マルコによる福音書1章14~20節

小寒、大寒の季節を迎えた。教会の「ランチの会」では、食後の腹ごなしがてら、皆で懐かしの歌を歌うが、先日は童謡の「雪」を共に歌った、かの「犬は喜び庭かけ回り、猫はこたつで丸くなる」で有名な童謡である(最もあの歌詞は2節目なのであるが)。高校生...
2026説教集ー田中牧師

「ナザレから来て」 マルコによる福音書1章9~13節

1月10日は「塩の日」記念日とされている。戦国時代、塩の不足に苦しんだ甲斐国の武田信玄に、宿敵である越後国の上杉謙信が塩を送った日に由来するとか。いわゆる「敵に塩を送る」だ。「塩」についての興味深い洞察として、須賀敦子氏の「塩1トンの読書」...