説教集

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祈祷会・聖書の学び 民数記13章17~33節

「乳と蜜の流れる地」、古代イスラエルの人々は、カナンの地(パレスチナ)をこのように祝福に満ちた場所として言い表したという。この呼称は、現在のパレスチナ一帯が、遊牧と農耕の両方において最高の環境であることの表現だと考えられている。「乳の流れる...
2026説教集ー田中牧師

「思い切って大胆に」使徒言行録4章13~31節

6月を迎えた。この月は入梅の時期でもある。はっきりしないぐずついた天気がしばらく続く。雨の日は好きだろうか。こんな話を聞いた。「『日本人は雨にぬれると溶けるらしい』。年末年始にアフリカのモロッコ旅行から帰った家人が、現地の人たちがそう言って...
2026説教集ー田中牧師

「神の霊によって」ローマの信徒への手紙8章12~17節

「怖いもの」とはこの国では「地震、雷、火事、親父」だと評されて来た。最後の「親父」も、未だ健在であるか。もっとも「熊」のことを指すという解釈もあるようだ。しかし最近の「怖いもの」とは何か、こういう新聞コラムを読んだ。「『あるときは正義の味方...
2026説教集ー田中牧師

「驚き、怪しんで」使徒言行録2章1~11節

祝ペンテコステ、今日の礼拝は教会誕生の出来事、教会の誕生日、聖霊降臨の日を覚えて礼拝を守る。とりわけ今年、私たちの教会は、創立50年目を迎える。50回目の誕生日を祝うのである。聖書によれば、最初の教会の誕生は、主イエスの十字架と復活、その5...
2026説教集ー田中牧師

「永遠の生命とは」 ヨハネによる福音書17章1~19節

「今どきの若い者は」という年長者からの苦言は、紀元前、ソクラテスの時代にも口にされていたという記録がある。「ワカモノリサーチ」という会社が、今の高校生にアンケートし統計を取った。その趣旨をこううたっている。「『人生100年時代』と言われる昨...
2026説教集ー田中牧師

「しばらくすると」ヨハネによる福音書16章12~24節

今日は「母の日」である。人は皆、母から生まれる。母を持たない人はいない。私たちが毎週唱える使徒信条にも、「主は聖霊によって宿り、おとめマリアより生まれ」と告白するように、主イエスにも生まれ出た母の存在が強調されている。教会というところは、ど...
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祈祷会・聖書の学び 出エジプト記12章29~36節

『ろくでなし』とか『ろくなことがない』など悪いことばで出番の多い『ろく』。もとは漢字で「陸」と書いた。大地のようにまっすぐで平らな状態のことで、それがゆがんだのを「ろくでなし」と呼んだ。陸の本来の姿がゆがんでいる、と眉をひそめているのは、こ...
2026説教集ー田中牧師

「ぶどうの木、その枝」ヨハネによる福音書15章1~11節

よく知られているイソップの寓話の中に「キツネとぶどう」の話がある。腹ペコの狐が、たわわに実ったぶどうを発見する。「おいしそうだ」、手を伸ばして取ろうとするが、ぶどうの実は高いところに実っていて、どうがんばっても手が届かずどうしても取ることが...
2026説教集ー田中牧師

「いましばらく」ヨハネによる福音書13章31~35節

物事には「きっかけ」というものがある。音楽家の黒岩英臣氏が、なぜ自分が指揮者になったのか、その経緯を語っている。12歳の頃、音大付属の音楽教室に通っており、ジュニア・オケの指揮をしていた兄貴分の人からこう言われたという。「その彼が私に話しか...
2026説教集ー田中牧師

「ほかの羊も」ヨハネによる福音書10章7~18節

「足音」には一つひとつ個性があって、皆違うリズムやテンポを持っている。親しく聴きなれた足音は、その持ち主、発生源が誰だかすぐに分かるものだ。「牛の歩み」という表現がある。「牛歩戦術」という言い方にもつながるが、「歩みが遅い」ことの喩えである...