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2025説教集ー田中牧師

「雲の中から聞こえた」マタイによる福音書17章1~13節

先週から気温が上がり、温かな春の陽気となり、桜も開花した。「春過ぎて夏来にけらし」という勢いの「夏日」となったのも、昨今の気候変動のあらわれか。野外で過ごすのが気持ちのいい季節の到来、野山へのハイキング、山登りの幕開けである。「人はなぜ山に...
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祈祷会・聖書の学び コロサイの信徒への手紙1章1~23節

「卵が先か、鶏が先か」という諺がある。この文言は『英雄伝(対比列伝)』の著作でおなじみのプルタルコス(Plutarchus、紀元46年頃 ~119年?、帝政ローマのギリシア人歴史家)に遡るという。「『食卓歓談集』の第8節 (635e-638...
2025説教集ー田中牧師

「あなたは幸いだ」マタイによる福音書16章13~28節

三月も、下旬を迎えた。この月の和名「弥生」の語源は、「木草弥生月(きくさいやおいづき)」の短縮形といわれる。「弥(いや)」は「ますます」という意味で、草木がますます生い茂る月という意味だと説明される。成程、庭の雑草の伸び方も、顕著になってい...
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祈祷会・聖書の学び ガラテヤの信徒への手紙4章8~20節

弥生三月は、異動の季節、入学、卒業、転勤によって人間が動く時である。かつて小学校の社会の授業で、「ゲルマン民族の大移動」と呼ばれる出来事に痛く感銘を受けた覚えがある。人類はただ一か所に留まっていたのではなく、絶えず移動を続けて生存の途を切り...
2025説教集ー田中牧師

「神の国は、来ている」マタイによる福音書12章22~32節

こんな質問項目がある。自分に良くあてはまるようだったら〇を付ける。「登場人物が身体的に痛い思いをするドタバタ・コメディを見るのが好き」。「ものすごく間が悪い状況の話を見聞きするのは楽しい」。「歩いている人が、閉まっている透明なガラスドアにぶ...
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祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書23章1~12節

こういう質問がある。皆さんはどう答えるだろうか。「血液型を聞くと、とっさに、“こんな性格だ”と思う」。「赤いランドセルをみると、とっさに、女の子のものだと思う」。「『親が単身赴任中』と聞くと、とっさに、父親のことだと思う」。「『私には、どう...
2025説教集ー田中牧師

「神の子なら」マタイによる福音書4章1~11節

「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」、昔、映画監督の黒澤明氏が出演した洋酒会社のCMでこの言葉が使われていたのを覚えているだろうか。非常に印象的で、後々まで残るキャッチだと思った記憶がある。この素敵な言葉の出典を調べたが、どうやらこの...
2025説教集ー田中牧師

「逆風のために」マタイによる福音書14章22~34節

ある大学の研究室のHPが、こういう研究室レポートを記している。「令和2年度の新入生は、入学式もなければ、キャンパスへの立ち入りも暫く許されなかった、言わば不遇の年次でした。秋に開講された『ファンダメンタル・セミナー』という科目で、私は初めて...
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祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書16章1~18節

最近、「三だけ主義」なる価値観が幅を利かせているという。曰く「今だけ、金だけ、自分だけ」、鈴木宣弘氏の著書『食の戦争米国の罠に落ちる日本』の冒頭に記されている。「今だけ」、即ち、先の事を全く考えず、目先のことだけしか見ない刹那的な思考で、「...
2025説教集ー田中牧師

「憐れんでください」マタイによる福音書15章21~31節

少し暖かになったと思いきや、また寒波が襲う、三寒四温の時季を迎えた。雪国では、ドカ雪との格闘がまた続く、生命を守る苦労が偲ばれる。雪国の地方紙にこう記されていた。「新潟市内にドカ雪が降った翌日、土曜日の朝のことだ。いつもと同じ時間に郵便受け...