西口智子

2020説教集ー田中牧師-

「はるかに超えて」エフェソの信徒への手紙3章14~21節

この月上旬の台風10号が襲来した時の、ある新聞のコラムにある小話が紹介されていた。男がおぼれていた。幸いなことにボートがやってきた。「大丈夫か?」と差し出された救いの手を、この男は断った。「神さまが助けてくれる」。また、別のボートがやってき...
新着情報

祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書16章19~31節

今日の個所は、主イエスの譬え話のひとつ「金持ちとラザロ」の話である。ラザロという人物は、福音書中に何度か登場する。エルレレム近郊のベタニアに住んでいたマリア、マルタ姉妹の兄弟だと言われている。ヨハネ福音書では、ラザロは重い病を持ち、その故に...
2020説教集ー田中牧師-

「仮住まいの身」ペトロの手紙一2章11~25節

昨年の今頃に、北海道新聞にこういうコラムが記されていた。阪神大震災で被災しながら、神戸市で医療活動を続けた精神科医の中井久夫さんは、その経験や教訓を「災害がほんとうに襲った時」に記した。修羅場で有効な仕事をした人は、自分で最良と思う行動を自...
新着情報

祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書14章1~14節

「やられたらやり返す、倍返しだ」という台詞で話題になったドラマがある。夏からセカンド・シーズンが開始され、大方の話題を呼んでいる。キャストに歌舞伎役者が多用され、いささかあくの強い、大仰な演技がドラマを盛り上げているようだ。このドラマは現代...
2020説教集ー田中牧師-

「永遠の命を得て」ヨハネの手紙一5章10~21節

世界最高齢のエンターテイナー、と言われた芸人が大阪の尼崎市におられた。豊竹団司(だんし)さんという名前である。語りだけで観客を酔わせる女義太夫界の名人と呼ばれた。この方が95歳のとき、こんな話をしている。「名人? そんなんどないでもええです...
説教集

祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書12章35~40節

「災害は忘れた頃にやってくる」とは、科学者であり文筆家であった寺田虎彦氏の言葉だと言う。弟子の中谷宇吉郎氏が書いている「今日は二百二十日だが、九月一日の関東大震災記念日や、二百十日から、この日にかけては、寅彦先生の名言『天災は忘れた頃来る』...
2020説教集ー田中牧師-

「今は悪い時代」エフェソの信徒への手紙5章11~20節

「鶴は千年、亀は万年」と言われる。長寿で縁起のよい生き物だと言う。こんな小話がある「亀は万年と昔の人がいうけど、ありゃウソだね。この前買った亀がゆうべ死んじゃったよ。いや、きのうが1万年目だったんだろ」。実際、亀が1万年も長生きするものなの...
説教集

祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書11章29~36節

外国の刑務所で、囚人が着ている服、「囚人服」は、横縞ボーダー模様であることが多かった。これは「良く目立つから」という具体的な意図を持っている。つまり一目で囚人と分かる「しるし」となっているのである。ところがこの模様の起源は、どうも聖書にある...
2020説教集ー田中牧師-

「新しい生き方」ローマの信徒への手紙7章1~6節

「愛」の反対語は、「憎しみ」ではなく「無関心」と言ったのは、故マザー・テレサ。それでは「ありがとう」の反対語は何か、「あたりまえ」。「ありがとう」は「めったにない」「めずらしい」を意味する「有り難し」という言葉が語源であると言われる。さてこ...
新着情報

祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書8章1~15節

長かった梅雨もようやく過ぎて、猛烈に暑さが募って来た。気象庁の統計によると6月25日から7月21日までの「日照時間」の平年比は、東京では52%、横浜では56%、千葉では51%。また、同期間の「降水量」の平年比は、東京では159%、横浜では2...