2020説教集ー田中牧師-

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主日礼拝「宝の箱を開けて」マタイによる福音書2章1~12節

年の瀬を迎えた。この時期になるとよく取り上げられる俳句がある。「何にこの師走の市にゆく烏(からす)」。松尾芭蕉の晩年(46歳)の時に詠まれた1句である。「この師走の寒空に、烏が市の方へと飛んでゆく。何を好んで、人込みでごった返す師走の市なん...
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クリスマス・イヴ礼拝「きよしこのよる」 ルカによる福音書2章1~20節

この国のとある補聴器製造会社が、毎年「今年、心に残った音」の調査を実施している。皆さんは、「今年の音といえるもの、何が心に残っているか」と問われて何と答えるか。もっとも多かった答えは「緊急事態宣言により、閑散とした繁華街・観光地などの静けさ...
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クリスマス礼拝「その名をインマヌエル」イザヤ書7章10~14節

クリスマスおめでとう。共同通信社がこのような新聞記事を伝えていた。「サンタはクリスマスに来られますか?」。新型コロナウイルスが流行する英国のジョンソン首相は25日、8歳の男の子から届いたという直筆の手紙をツイッターで紹介、自身の署名入りの返...
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主日礼拝「お言葉のとおりに」士師記13章2~14節

「それいけ!アンパンマン」の原作者として有名なやなせたかし氏、2013年10月13日に94歳で召天された。今も子どもたちに愛されている「アンパンマン」だが、この作者は第二次世界大戦に徴兵され、占領地の地元民対応工作で紙芝居をしていたという。...
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「人ひとりいない」イザヤ書59章12~20節

人間には皆、人であれ物であれ、何らかの「愛するもの」がある。現在、栃木県佐野市の郷土博物館で、「正造が愛したもの」と名付けられた企画展が開催されている。「正造」とは、かの「足尾鉱毒事件」のために奔走し、天皇に直訴すらも試みた田中正造その人で...
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「光の中を歩もう」イザヤ書2章1〰5節

今年もはやアドヴェント、待降節を迎えた。一年の巡りは早く、間もなく年の瀬を迎える。待降節は、主のご降誕を「待つ」時である。キリスト教はまず「待つ」ことからことを始める。ただ「待つ」ということの重みを、例年以上にひしひしと感じるこの年である。...
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「共にざわめく」 ミカ書2章12~13節

今年、5月8日の朝日新聞「折々のことば」に、こういう文章が紹介されていた。「ここに壁があってそこに一人しか乗れない踏み台がある。壁の向こうの庭で何か面白いことが起きていて、一人が登って下の子どもたちに向かって壁の向こうで何が起きているかを報...
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「預言者を立てられる」申命記18章15~22節

「今どきの若い者は」、この枕詞に続く文章は何だろうか。「なっとらん」、と続くのが定番である。民俗学者の柳田国男氏が英国の学者から聞いた話として書き留めたところでは、約4千年前のエジプトの古文書にも「この頃の若い者は」という嘆き節が出てくると...
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主日礼拝「ここで別れよう」創世記13章1~18節

先ごろ、兵庫県で、山中の行方不明者の捜索をしていた警察犬が、自ら逃走し、行方不明となって自分の方が捜索された、とのニュースが伝えられた。どうも匂いを追っている内に、右左どちらか方向が分からなくなり、パニックになって逃げ出した(職場放棄)のか...
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主日礼拝「わたしは、初め、終わり」イザヤ書44章6~17節

英語の諺に「終わり良ければすべて良し」という言葉がある。もっともこれはある有名な作家の著した戯曲のタイトルに由来する。シェークスピアの手になる劇作のひとつであるが、題名にもなった台詞が、お芝居の「締め」に語られ幕は閉じられる、非常に気が利い...