西口智子

2019説教集-田中牧師-

「真実の協力者」フィリピの信徒への手紙 4章1~3節

こんな新聞コラムを読んだ(毎日新聞2019.7.31)、「2060年までは世界は終わらない」。こう予言したのは、どこかの新興宗教の教祖ではない。古典物理学の父、ニュートンその人だった。むろん物理学者としての見解でなく、聖書の記述からの推論で...
2019説教集-田中牧師-

「自分を欺いて」ガラテヤの信徒への手紙 6章1~10節

映画人、伊丹万作氏の著作に、『戦争責任者の問題』という短文がある。「さて、多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。私の知つている範囲ではおれがだましたのだといつた人間はまだ一人もいない。ここら...
2019説教集-田中牧師-

「まだ生きている」使徒言行録20章7~12節

雨が降り続き、しばらく肌寒い日々が続いたが、急に蒸し暑くなった。気温が高く、湿度も高いと夜の寝つきが浅くなる。すると昼にうとうと、皆さんは居眠りをすることがあるか。「居眠り」はどうも日本の文化らしい。学校の授業中に居眠りする日本の高校生の割...
2019説教集-田中牧師-

「ためらわないで」使徒言行録11章4~18節

先日、何気なくテレビをつけてみたら、とある映画を放映していた。期待せずに一口含んだ粒あんだったが、途端に「うん?」とうなる。どら焼き屋の店長は驚いた。アルバイトの応募に訪れた高齢の女性が、自ら手作りし、置いていった「あん」である。既製品と全...
2019説教集-田中牧師-

「追いかけて」使徒言行録8章26~38節

7月に入り、梅雨が本格化し、長雨の時期を迎えた。先週、九州地方では豪雨が続き、一時、121万人に避難勧告が出された。土砂崩れが発生し、死者も出た。1年前に起きた西日本豪雨を思い出す。土砂崩れなどによる死者は200人以上に上った。被災地では今...
2019説教集-田中牧師-

「だれの名によって」使徒言行録4章5~12節

皆さんには何人くらいの知人がいるだろうか。顔を知り、名前を覚え、ある程度、親しく会話したことのある人物。ある統計によると、現代人は、平均44人程の知人を持っているそうである。大体、小中高の一クラスの人数、というところが興味深い。それでは、「...
2019説教集-田中牧師-

「どうしたら良いのか」使徒言行録2章37~47節

創立記念日おめでとうございます。教会がこの地に立てられてから43周年を迎えた。創立以来ずっと今日に至るまで、鶴川北教会で信仰生活を過ごされている方も、ここにおられるだろう。「よその子とゴーヤは育つのが早い」というが、時の流れは速いものだとの...
2019説教集-田中牧師-

「希望の内に」使徒言行録2章22節~36節

今日、6月の第三日曜日は「父の日」である。はっきり言って「母の日」と比べて明らかに分が悪い。カーネーションの花がないばかりか、所謂、華がない、ぱっとしないのである。「父の日」そのものが忘れられていることも多い。「何を祝うの、どうして祝うの」...
2019説教集-田中牧師-

「突然、強い風が」使徒言行録2章1節~10節

聖霊降臨日をお祝いする。今日は最初の教会の誕生日である。現在では、子どもや家族の誕生日を祝うことが当たり前になっている。しかし元々、誕生日を祝う風習はなかったとも言われる。誕生日を祝う習慣は、クリスマスから始まったというのである。キリストの...
2019説教集-田中牧師-

「世の終わりまで」マタイによる福音書28章16節~20節

こんな新聞記事が目に留まった。17世紀の画家フェルメールの名画「窓辺で手紙を読む女」に、別人が後から手を加えていたことが分かった。上塗りされた部分を取り除くと、キューピッドの上半身が現れた。恋愛の神が描かれていれば、女性が読んでいる手紙は恋...