2022説教集-田中牧師

2022説教集-田中牧師

「世から選び出し」ヨハネによる福音書17章1~13節

聖書の世界パレスチナには、二つの海(湖)がある。そのひとつはいわゆる「ガリラヤの海」、古来「キンネレト、琴の海」と優雅な名前で呼ばれて来た湖である。もう一つは「死海」である。地上の土地の中で最も低い所、海面下430mに位置している。この2つ...
2022説教集-田中牧師

「しばらくすると2」ヨハネによる福音書16章12-24節

学生時代、大阪で暮らし始めて間もなくの頃、まったく右も左もわからず、道に迷い、立ち往生している時に、通りがかりのまったく見知らぬおっちゃんが声を掛けてくれ、親切にも、おせっかいかもしれないが、道を教えてくれるという経験を何度がした。ただその...
2022説教集-田中牧師

「わたしの言葉によって」ヨハネによる福音書15章1~11節

「目には青葉」と詠われる新緑の時季である。初夏の陽光を浴び、青い苗や芽がぐんぐん伸びる季節の訪れである。今日の聖書個所は有名な「主イエスはまことのぶどうの木」のみ言葉である。この青葉の美しい時期、ぶどうの木も、枝を伸ばし、若葉を拡げ、花をつ...
2022説教集-田中牧師

母の日礼拝「わたしが行く所に」ヨハネによる福音書13章31~35節

数年前のことだが、ある化粧品会社が、「現代の母親像」について調べたいとインターネットで調査を行った。40代から60代の女性1000人に「母としての自分を、漢字一字で表すと何ですか?」との質問に、最も多かった回答は一位が「愛」、2位が「友」、...
2022説教集-田中牧師

「ほかの羊も」ヨハネによる福音書10章7~18節

こういう話を聞いた。2005年に起った出来事だそうだが、「トルコにあるゲバスという村で大変な出来事が起った。そこで飼われていた羊が、何百匹も命を失うという事件だった。ある日、一匹の羊が群れから迷って、その内に急な崖からうっかり落ちてしまった...
2022説教集-田中牧師

「真ん中に立ち」ヨハネによる福音書20章19~29節

こんな話を聞いた。或る小学生の娘さんが、お母さんと一緒に駅までお父さんを迎えに行った。もう日が落ちて暗くなり、駅の改札から、帰宅する人々が大勢出て来ている。その中に、父の顔を見つけた娘さんが「お父さーん!』と叫ぶと、背中を向けて反対方向に歩...
2022説教集-田中牧師

イースター礼拝説教「石は既に」マルコによる福音書16章1~8節

祝イースター、礼拝堂に共に集い、喜びの礼拝を守れることを、深く感謝したい。さて、ある大手旅行会社が、イースターにちなんで、「卵」が有名な旅行先をめぐる「イースターエッグハント旅」を提案し、その旅におすすめの国内旅行先とホテルを発表している。...
2022説教集-田中牧師

受難週祈祷会 ヨハネによる福音書17章1~19節

この世界(地球上)には、いろいろな個性を持った生き物が存在している。「クマムシ(別名water bear)は非常に小さな水生動物で、100度の高温から下はマイナス273度の低温環境、真空の宇宙空間、超高圧な環境、強い放射線が当たる環境など、...
2022説教集-田中牧師

「ここを離れず」マルコによる福音書14章32~42節

4月は旅立ちの季節である。進学や就職のために、今までの身の置き所を立ち去って、新しい場所に赴く人も少なくない。進学や就職ばかりではない、定年退職や健康上の理由のため、今までなれ親しんで暮らしていた場所を離れて、新しい居場所に行かざるを得ない...
2022説教集-田中牧師

祈祷会・聖書の学び マルコによる福音書14章32~52節

画家や作家、音楽家等の芸術家は、自分が作った作品に、「サイン」を記すという習わしがある。絵画ならば、右か左の最下部に作者の名前を記す。音楽家ならば、曲の終わりに名前を記す。自分の名前ではなく、自分の分身とも言える記号を描く芸術家もいる。よく...