2022説教集-田中牧師

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祈祷会・聖書の学び コリントの信徒への手紙二2章5~17節

「手紙は夜に書いてはいけない」、中学生時代に習った、ある国語科教師の言葉である。夜は静かなので、とかく感情の起伏が激しくなりやすく、それが文章にまで反映するから、という理由。同じような教えを、神学生時代にも耳にした。「説教学」の授業で、担当...
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「ほかの種は」マルコによる福音書4章1~9節

厳寒の季節、北の地方からは、豪雪の話題が伝えられている。北海道では、除雪の困難さから鉄道が一日運休したという。随分前のことだが沖縄に旅行した時に、現地の人から「わたしはずっと沖縄に住んでいるので、まだ雪というものを直に見たことがない。雪とは...
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「何を聞いているかに」マルコによる福音書4章21~35節

「面白い」という言葉がある。「面(めん)」が「白」いとはどういうことか。語源を調べると、このように説明されている。「面白い(面白し)」の「面」は目の前を意味し、「白い」は明るくてはっきりしていることを意味した。そこから、目の前が明るくなった...
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祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書11章37~54節

「ボランティア しない善よりする偽善」、こんな川柳?を見かけた。今でこそ、この国では、するかしないかは別として「ボランティア」という言葉は、あたりまえの、聞き慣れない言葉ではなくなった。しかし一昔前は、「奉仕」と言う用語が用いられ、地域の草...
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「何も話さないように」マルコによる福音書1章40~45節

ついこの間、新しい年が始まったかと思うと、はや1月も末である。今年も残る所あとわずか335日しかない、と言ったら、気が短すぎか。日が少し長くなり、日の光も明るさを増して来たように感じられる。時は止まることなく動いてゆく。コロナの蔓延の程度を...
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祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書10章1~16節

横綱の土俵入りには、前後に二人の力士が付き従う慣習がある。横綱の前に歩く力士を「露払い」と呼ぶが、この起源について、次のように説明されている。「露払いは、蹴鞠(けまり)に由来する。公家が蹴鞠の会を行う際、まず鞠を蹴って周囲に植えられた木の露...
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「権威ある者として」マルコによる福音書1章21~28節

年始以来、強い寒波がこの国を覆っている。北国では、例年の倍位の豪雪に見舞われている。寒い季節柄、こういう句を目にした。「素人が吹雪の芯へ出てゆくと(櫂未知子)」。作者は北海道の方らしい。「吹雪の中」ではなく「芯」と表現しているところが、実際...
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祈祷会・聖書の学び ルカによる福音書9章1~9節

「日本人は、水と安全はタダだと思っている」(山本七平)、この言葉が語られてから、既に半世紀を過ぎようとしている。ここ数年のコロナ禍の中で、時の首相は「安心・安全」をことあるごとに強調した。これまで私たちは、「安心・安全」とは、犯罪や災害、あ...
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「すぐに網を捨て」マルコによる福音書1章14~20節

「小寒」、「大寒」と呼びならわされる厳寒の季節を迎えた。この新年の寒い時期に、私の生まれ育った故郷では、あちらの町、こちらの町で代わる代わるに「だるま市」が開かれる。新年の風物詩であるが、皆さんもどこかで、紙でできた赤い色のだるまをご覧にな...
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主日礼拝「天が裂けて」マルコによる福音書1章9~11節

伝説に、雪山に寒苦鳥(かんくちょう)という想像上の鳥が住んでいると言う。冬の夜、寒さに震えるつがいが、あまりに寒いので、夜が明けたら寒さをしのげる巣を構えようと決意する。ところが日中、暖かくなると、やる気がうせる。また夜になって震え、やはり...